首輪の法則(2008/6/9)


動物園には本来どう猛な動物も結構いますよね。

でも、飼育係に噛みつくこともなく、
人間に慣れているのには理由があるそうです。

幼い頃から首輪をつけられ、
鎖で縛られている...、
暴れれば暴れるほど、
首輪は締め付けられ、
動物は痛い思いを経験することになります。

そんな経験を幼い頃に幾度となく体験します。

どうあがいても、首輪は外れず、
鎖が切れることもありません。

痛い思いをするばかりで、むなしさを覚え、
やるせない夜を過ごすことになるのでしょう。

成長とともに、首輪や鎖を頑丈なものに交換していくそうですが、
ある程度の年齢に達すると、強固な首輪でなくとも良くなるそうです。

ちゃちな首輪をしても、
首輪をつけた途端におとなしくなるそうです。

どんなに暴れてもこの首輪はとれることはない..、
暴れればまた痛い思いをする..、
と、しっかりすり込まれてしまっているわけです。

これがどう猛な動物を飼い慣らすコツだそうです。

動物はみんな慣れてしまうもののようです。

とりわけ、人間はその傾向が強いとか...。

小さい頃に夢を抱いて、
果敢に新しいことにチャレンジするわけですが、
幼い子どもには、なかなか夢が叶うまで成し遂げる能力はありません。

失敗して、挫折を味わい、
痛い思いをして、辛い経験をすることになります。

成長とともに、だんだん辛いことを避けるようになり、
いろんな理由をつけて、夢に向けてのチャレンジをしなくなります。

本当は夢実現の能力は、
みんなちゃんと備わっていて、
年齢とともに育っているにもかかわらず....。


夢をあきらめたりしていませんか。


自分はかなり、夢をあきらめていました。

夢が実現しない、一番単純な理由は、
「自分で自分に限界をつくってしまっている」
ことにあるようです。


ありがとうございました。