我々の周りにはルールがたくさんあります。
みんなが規則を守って、
お互いのことを思い合って、
仲良く生活していくために、
「ルール」はあるんだと思います。
でも、この「ルール」が自分達を苦しめているとも言えます。
どういうことか、お話したいと思います。
『ルール』って、どういうものかというと、
「何かをしていい」とか、
「こうしなくちゃいけない」とか、
みんなで守る約束事ですよね。
でも、それを決めたのは誰でしょう?
時には権力者が一人で決めたものかもしれない。
大勢の人で決めたものだとしても、
全人類で相談して、全員意見が一致して決まったルールはまずないでしょう。
となると、『ルール』で決まった約束事は、
一部の人の価値観に基づいて、決められた「正義」です。
価値観が異なる人にとっては、
必ずしもその『ルール』は正しいものではないわけです。
正しく思えないものを、押しつけられ、
ルールに反しているからといって、
そのルールに則って行動を迫られるわけですから、
ストレス以外の何物でもありません。
社会を平和に営んでいく上で、『ルール』は必要なのだと思いますが、
少なくとも、自分の周り(小さな社会)では、
『ルール』を振りかざさない方が幸せだと思います。
「ただしい」という価値観は、
生きてきた環境、現在の心の状態などによって、
十人十色だったりします。
「ただしさ」を強調しすぎると、
お互いストレスを抱えることになりますから、
人間関係が上手くいかなくなってしまいます。
最初に述べたように、
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「ルール」は、
お互いのことを思い合って、
仲良く生活していくために、
あるんだと思うんです。
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矛盾していませんか?
仲良く生きるために作った「ルール」。
その「ルール」のために、
仲良くできない人間関係を作っているんです。
「〜するべき」
「〜しなきゃいけない」
自分の周りで無くせるルールは、
手放してみませんか。
きっと、気持ちが軽くなりますよ。
ありがとうございました。