変化にスムースに慣れる方法(2008/5/21)

前回までで、
「三日坊主のメカニズム」
「三日坊主の解消法」
が、お分かりいただけたと思います。


徐々に変化させていくことが大切!!
スタートはゆっくりあわてずに...
という話でした。


さて、では今回は...。

どうやったらその変化をスムースに、
素早く脳を慣らすことができるかを
お伝えしたいと思います。


我が家の長女の話からスタートしましょう。

我が家の長女はピアノを習っています。
もともとは自分がやりたいと言って習い始めたのですが、
やっぱり日々の練習は面倒になるものですよね。

テレビを見たいのに、
「ピアノの練習しなさい!」
と言われ、嫌々練習をさせられ、
間違えたり、やる気なさそうにしていると、
妻や自分に怒られ、半ベソかきながらやっていました。

こういうのって、絶対に続きませんよね。

そこで自分は考えました。

「これじゃいかん!」
「どうやったら、娘が楽しくピアノをやるようになるだろうか?」

そこで、あることを実践することにしました。

それはとにかく、
【誉めること!!!】

ちょっと上手く弾けたら、
「やった〜!うまいじゃん。すごいね」
と、大袈裟に喜びます。
ちょっとわざとらしいですが、
とにかく誉めます。

誉められて嫌なひとはいませんよね。
少なくとも怒られるよりはずっとまし!

悪いところを指摘するより、
良いところを誉める..、とにかく誉める!!

一曲弾けたら、飛び上がって喜びのダンスを二人で踊ります。
娘を抱っこして、ぐるぐる回って喜びます。

おそらく娘の頭の中で、
「あれ、これっておもしろいかも...」
「ピアノって、楽しいんじゃない。。?!」
と、無意識に感じ始めているようでした。

いつもムスッと、ピアノを弾いていたのに、
顔に笑みがもれ始めました。

初日は無理せず、ここまで、
スタートはゆっくりあわてずに...です。

さて、二日目!!

「ピアノお父さんとお母さん、どっちとやる?」
と娘に聞いたら、
「お父さんとやる」

お父さんとピアノをやるのが楽しくなりつつある証拠です。

今回もど派手に喜び、誉めます。
娘はすっかりピアノをやるのが楽しくなってきたようです。

3日目、娘が
「ピアノやろう!」と、自分から言い出しました。
自分からピアノの練習をやろうなんて、
今までに一回たりともなかったことです。

一曲弾き終わると、
スクッと立ち上がり、
満面の笑みで、喜びの踊りを舞い始めます。
もちろん、お父さんも一緒に踊ります。

もうピアノを弾くことが、
快楽になってしまったのです。

...

...


そうです。
人間の脳は不快なことはしたくない...、
快楽を求めているのです。

誉められる→喜ぶ→楽しい
と言う感情の連鎖で、
娘の脳はピアノをすることが快楽に感じるようになったのです。

...

と、娘のピアノの話はここまで。

本題に戻ろうと思いますが、
ずいぶん長くなりましたので、
続きは次回に....


ありがとうございました。