5月病をふっとばせ!(2008/5/19)

「5月病」になっていませんか。

4月から新しい年度になり、
気持ちも一新、頑張ってきたけれど、
連休で気が抜けてしまい、
どうもやる気にならない...なんて方が、
あなたの周りにもいるのではないでしょうか?

今回から数回に分けて、
「5月病解消の仕方」をお伝えしたいと思います。


唐突ですが、何かをしようとする時、
どうやって成し遂げようとしますか?

例えば、ダイエットをしようとした時はどうでしょう。

何らかのダイエット法をしますよね。

例えば、運動して痩せる..、
あるいは、食事制限して痩せる..。

でも、多くの場合
「よし、今日からやろう!」
と決めても、数日すると、
「三日坊主」になってしまいます。

自分も何度も「三日坊主」に悩まさせれてきました。
生まれてこのかた、いったい何回ぐらい、
「三日坊主」を経験してきたでしょう?


「三日坊主」が起こるメカニズムを知っていますか?


それは、人間が本来持っている
脳のコントロールシステムに原因がありました。



人間は「変化」を無意識のうちに避けようとしています。

「変化する」と言うことは、
未知の領域に足を踏み入れると言うことです。

原始時代、洞窟で生活し、
猛獣から身を潜めていた頃に、
昨日と違う「変化」が身の回りに起こると言うことは、
「死」に直結する可能性があったんです。

自分の命を守るために、
「変化」を避けて生きていく...、
それが種を守り続けることができた人間が、
獲得した防衛手段なんです。

昨日までの自分でいる...、
自分が理解できる安定した状態であり続ける...、
そういう脳のメカニズムが
現代社会を生きる我々にも、本能的に稼働しているんです。


自分が成長する、あるいは変化しようという状態になると、

「”今までの自分”でいることが安全だ!」、
「変化したら何が待ち受けているか分からないぞ!」

と言う風に、脳はストップをかけることになります。


これが「三日坊主」の理由なんです。


自分が安全な状態の外へ出ないように、
無意識のうちに自分を守っているのです。

できるだけ、「今の自分でいようとする」
と、言うわけです。

(納得!!..ですよね)


じゃ、「三日坊主」しないためにどうすればいいか。

...

次回に続きます。


ありがとうございました。