いつやめたの?(2008/5/15)

我が医院のメンバー紹介です。

院長、自分。
大先生:父親
矯正担当:妻
スタッフ:後輩女性ドクター

この4人だけ。


自分は運営のこと、会計のこと、
何でも他の3人に話して、
相談して決めています。
 <頼りない院長です(涙)>

思いつくと真っ正面しか見えなくなってしまう自分を、
非常に的確なアドバイスでみんなが軌道修正してくれます。

本当に助かっているのですが、
正直言って最近後輩スタッフの方が、
自分より人間的にレベルが高いと思えてなりません。

自分が考えに考えてぶつけたアイディアを
突然聞かされたにもかかわらず、
むちゃくちゃ的確な、本質を突いた
回答で返してくるんです。

年齢的に自分の方が上ですが、
魂レベルでは彼女の方が上としか思えません。
(絶対そうだ!!)

なんてことを考えていたら、
ふと、疑問に思うことがありました。


「いつからこんなに他人を認められるようになったんだろう?」


自分が雇っている後輩スタッフの方が、
自分よりレベルが高いと心から思えるんです。

以前の自分だったらあり得ないことです。
自分の価値を主張し続けなくちゃ、
自分の存在価値がなくなってしまうじゃないですか...
以前はそんな風に考えていたと思います。
(今思えばですよ。そんなことも真剣に考えていませんでした。)


冷静に考えてみました。

『そうか!!』
『競争することをやめたからだ!!』

競争のステージにいたときは、
自分が上にいることが最も大切なことなので、
他人を認めてしまったら、『負け』だったんです。

でも、競争のステージをおりてしまえば、
自分が優位であることに意味がないんです。
だから、他人の良さを素直に認めることができるようなったんだと思います。

他人の良さが見えると、
人間関係も良くなりますし、
それをストレートに伝えられれば、
相手も楽しく、やりがいを持ってくれます。

そんな楽しく、やりがいに満ちた仲間は
自分の想いに協力してくれるので、
結果的に自分の想いはどんどん実現していきます。

自分の意地を通すことが目的ではなく、
夢を叶えることが今の自分にとっては大切なんです。

良い循環にはまってきている気がします。

って、今日は自分自慢でした。

しかし、自分はいつ競争することをやめたんでしょう?



ありがとうございました。