目的と手段(2008/2/18)

こんなコマーシャルが以前ありましたが、
知っていますか?

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 3 + 4 = ? (日本の教育)

 □ + □ = 7 (イギリスの教育)

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前者は、日本教育の考え方で、
みんなが同じ答えを導き出すと言うものです。

義務教育が徹底されているたまものですね。

センター試験で代表されるマークシート方式は、
能力の評価(試験)などを効率よくできるようになっているわけです。
正解か不正解かをスピーディーに判定できるので、
この教育システムはとにかく効率が良いですよね。

その代わり、融通のきかない思考回路を作ってしまっています。

教わったやり方を知らない場合、答えを導き出せないのです。

人生においても、この事実は当てはまります。

例えば、

「忙しく働いて」+「お金持ちになる」

と、どうなるか。。。?

「成幸する」という答えが導き出せるわけです。
(ちょっと語弊があるかもしれませんね)

やり方が与えられれば、答えが分かるわけです。


では、やり方が分からなかったら?


□+□=「成幸」

どうなるかというと、
自分でやり方を考え出せないんです。

たまたま知っている方法があれば、
それを当てはめるという思考回路でしかないのです。

しかし、後者の(□+□=7)というのは、
イギリスの教育だそうですが、
自分でやり方を考え出す思考回路です。

答えが「7」になる足し算なんて、
いくらでも答えがありますよね。
「1と6」
「2と5」
「3.4と3.6」
答えは無限です。

この考え方の方が、良いと思うんです。


大切なのは目的(答え)が達せられるかどうかです。

「成幸」と言う目的(答え)を導き出せるなら、
その手段(やり方)は自分なりのものを、
考え出せれば良いわけです。

目的と手段ということを明確に分けて考えておくことが大切です。

○ 目的は何か?
○ 目的を達するための手段は何があるのか?
○ 何種類の手段があるのか?
○ 他に良い手段はないか?
○ そしてもう一度、その手段で目的は達せられるのか考える。

常にそういう考え方をしていた方がいいです。

義務教育で身につけた思考回路を、
徐々に切り替えていきましょう。

ありがとうございました。


〜〜〜追伸〜〜〜

昨日書いた、マヤ暦ですが、
マヤ暦では、今日は
 『第一の城の入口』
です。

何のことかというと、
スタートのエネルギーが流れ始める日なんです。

今日から気持ちも新たに、
新しい取り組みをスタートさせると良いようですよ。
 
あなたもぜひ、少しずつでも新しいこと始めてみましょう。
(もちろん毎日やって、習慣化しましょう)


ありがとうございました。